理事長所信
2025年度 理事長所信
所信と抱負
一般社団法人益田青年会議所 2025 年度スローガン
希望
~子どもたちにより良いまちを~
一般社団法人益田青年会議所
理事長 田原 佳祐
【はじめに】
私は、このまちを出て他のまちで住み暮らす方々に対して、このまちで再び住み暮らすように自信を持って伝えたい。そして、このまちを知らない方々、知っているが一度も来たことがない方々に対して、ぜひこのまちに訪れていただきたいと自信を持って伝えられるようになりたい。そのためには、このまちの魅力を見つけ、磨き、発信することを継続的に取り組む必要がある。その結果として、このまちの人の心に希望が生まれ続けると信じている。私は、この使命感を大切にしたい。
私は、建築資材卸売業を営んでいる家の5人兄弟の次男として1987年に生まれました。幼少期は、体が弱くどこか自分に自信が持てなかった子どもでしたが、徐々に体力もつき、良い友人に恵まれ充実した学生生活を送っていました。高校生の時には、このまちに希望を見出せず、「益田にいて見えている世界は狭い、都会に進学させてもらおう」と考えていました。その結果、関東で9年間ほど過ごしました。会社員として働く中で、仕事内容、待遇、人間関係は良好でした。しかし、3年目あたりから、「この仕事を定年まで続けるのか」、「東京での生活を40年続けるのが自分にとって幸せか」と疑問を抱くようになりました。その理由は、東京での生活の幸福度の低さや仕事を通じて貢献すべき人々は当時希望を持てなかった益田の方々なのではないかと考え始めたからです。東京に住み続けるか益田に帰るかの大きな選択について考え抜き、家業の会社に入社させていただきました。そこで、「これまで何不自由なく生活できたのは両親や社員の方のおかげ」と気づきました。その方々に恩返しすることが自分の使命だと今でも思っています。
希望をもって自社に戻り、仕事と生活に慣れる間もなく、先輩から青年会議所への誘いがあり益田青年会議所に入会しました。青年会議所は、仕事や私生活では考えないことや知らないことを同世代で考え抜く機会が多くありました。これまで私は自分の家族や会社の人のみを幸せにできれば良いと考えていました。しかしながら、そのためには、このまちのために良い事業を展開することと自分自身が成長することが結果として、自分の家族や会社に還ってくると確信しました。
益田青年会議所は、2025年に創立60周年を迎えます。私は第61代理事長として、この永きにわたる歴史や伝統を引き継ぎ、これまで展開されてきた多くの希望あふれる事業に敬意を表するとともに、このまちの人にとってなくてはならない希望の星としての益田青年会議所を創り上げ、子どもたちにより良いまちを残していく所存です。
【基本理念】
1965年6月15日創立以来、益田青年会議所の先輩諸兄姉は、ひとづくり、まちづくりを通じて、このまちを明るい豊かな社会にするため修練・奉仕・友情の三信条のもと連綿と活動運動に取り組んでこられました。
しかしながら、様々な要因によって、このまちの現状は「持続可能なまちになるかどうか」の瀬戸際にあると認識しています。ここで踏ん張って希望を持てるようにする使命が益田青年会議所にはあります。ぜひ、一発花火の事業ではなく、具体的にこのまちをより良くする事業及び仕組みづくりに取り組み、このまちの人が現実に良くなったと実感できる事業展開をしていこう。それが希望となります。
人生は有限であることを前提に、40歳までの限られた青年会議所生活のなかで、仕事・私生活・青年会議所について後悔を残さないために、日々目の前のことを100%で取り組んでほしい。失敗することもあります。しかしながら、失敗をしないで成長、成功はつかみ取れません。良い失敗をたくさん経験した前向きな挑戦をするかっこいい人になりましょう。そして、自分一人ではなく同じ志を持ったこのまちを想う仲間と力を合わせて、このまちを次世代に希望あふれるかたちでつないでいくことに邁進していきましょう。
【基本方針】
このまちに具体的な良い変化をもたらし、仕組づくりをする事業の完遂は容易なことではありません。思考停止にならず、新しいことに挑戦する中で、困難に直面した際は、「できない理由」を探すのではなく、「どうしたらできるか」を見つけることが大切です。起こるすべての事象について前向きな解釈をして、会員一人ひとりが他責にせず、一生懸命楽しんで活動、運動に取り組みましょう。
○組織の土台づくりと仕組みづくり
益田青年会議所は2024年に公益社団法人から一般社団法人へ移行しました。また、事務局員退職に伴い、事務局運営の形が変わりました。組織の土台として組織運営がスムーズにいくよう取り組んでいきましょう。その中で、益田青年会議所にとって最適な仕組みづくりをしていきましょう。
○希望の星となるかっこいい人づくり
益田青年会議所は、明るい豊かな社会の実現を理想としています。それを達成するためには、会員一人ひとりがリーダーとして成長し続ける必要があります。その機会を会員に提供し、社会の課題を解決できる人財育成を行うのが青年会議所です。このまちの人にとって希望の星となる「人がついていきたくなるかっこいい人」になりましょう。
会員拡大とは、このまちをより良くしていく人財を増やすことだと考えます。青年会議所で成長の機会を得た人財を一人でも多く輩出することが社会開発につながります。ぜひ、益田青年会議所の希望あふれる事業や輝く個性を持っているかっこいい会員の魅力を通じて
仲間を増やしていきましょう。
○住み暮らしたい希望あふれるまちづくりと仕組みづくり
「希望にあふれているこのまち」と聞いて、どんなイメージが湧くでしょうか。現在、このまちには様々な課題があると同時に、地域内経済循環を太く強くするようなチャンスや強みがあると考えます。我々の存在価値はこのまちの人にとって、「益田青年会議所がなかったらどうなっていただろう、あって良かった」といわれる社会開発事業を展開することです。このまちの課題を解決するのみならず、このまちが具体的に良くなる仕組みをつくる大きな使命を果たしましょう。
○子どもたちが健やかに成長できる子育て環境の仕組みづくり
子どもは、このまちの宝で希望そのものです。家庭でも学校でも提供していない「一生思い出すことのできる原体験や感動経験」を提供しましょう。それにとどまらず、子育て支援施設の設備充実など具体的に子育て環境を良くすることで、子どもたちが健やかに成長できる仕組みをつくりましょう。
○希望あふれる情報発信と仕組みづくり 交流の機会創出
益田青年会議所の日々の取り組み、対内対外事業、希望の星となるかっこいい会員を広く知ってもらうことで明るい豊かな社会の実現に近づくと考えます。そのためには、「どこのどんな方に何を伝えたいのか」を明確にし、迅速かつ見る人が楽しい気持ちになる広報活動を行っていきましょう。それにとどまらず、益田青年会議所の広報の方向性を示す仕組みづくりにも取り組みましょう。
また、スポーツを通じて青年会議所の縦と横のつながりをより強く太くすることや諸団体との渉外活動を充実させることで希望あふれる益田青年会議所を確立していきましょう。
【おわりに】
60年という月日はとても長く人間であれば還暦です。還暦は、「赤ちゃんに戻る」とも言われています。赤ちゃんや子どもは、目に入るどんなことも真新しくキラキラした目をして未来に希望をもっています。益田青年会議所も生まれてから60年を迎えるにあたり、このまちの人にとって、「希望=益田青年会議所」となりましょう。その結果として、益田青年会議所の創始の想いをつなげることになり70周年、100周年という未来を迎えることができると考えます。
私は、青年会議所を通じて数えきれないほどの成長の機会をいただきました。第61代理事長として、対内外に良い影響力を発揮し職責を全うすることを心の真ん中に置き、皆さまへの恩返し、恩送りに努めてまいります。絶大なるご支援を皆さまから賜りますよう心からお願い申し上げます。
私は、このまちを出て他のまちで住み暮らす方々に対して、このまちで再び住み暮らすように自信を持って伝えたい。そして、このまちを知らない方々、知っているが一度も来たことがない方々に対して、ぜひこのまちに訪れていただきたいと自信を持って伝えられるようになりたい。そのためには、このまちの魅力を見つけ、磨き、発信することを継続的に取り組む必要がある。その結果として、このまちの人の心に希望が生まれ続けると信じている。私は、この使命感を大切にしたい。
私は、建築資材卸売業を営んでいる家の5人兄弟の次男として1987年に生まれました。幼少期は、体が弱くどこか自分に自信が持てなかった子どもでしたが、徐々に体力もつき、良い友人に恵まれ充実した学生生活を送っていました。高校生の時には、このまちに希望を見出せず、「益田にいて見えている世界は狭い、都会に進学させてもらおう」と考えていました。その結果、関東で9年間ほど過ごしました。会社員として働く中で、仕事内容、待遇、人間関係は良好でした。しかし、3年目あたりから、「この仕事を定年まで続けるのか」、「東京での生活を40年続けるのが自分にとって幸せか」と疑問を抱くようになりました。その理由は、東京での生活の幸福度の低さや仕事を通じて貢献すべき人々は当時希望を持てなかった益田の方々なのではないかと考え始めたからです。東京に住み続けるか益田に帰るかの大きな選択について考え抜き、家業の会社に入社させていただきました。そこで、「これまで何不自由なく生活できたのは両親や社員の方のおかげ」と気づきました。その方々に恩返しすることが自分の使命だと今でも思っています。
希望をもって自社に戻り、仕事と生活に慣れる間もなく、先輩から青年会議所への誘いがあり益田青年会議所に入会しました。青年会議所は、仕事や私生活では考えないことや知らないことを同世代で考え抜く機会が多くありました。これまで私は自分の家族や会社の人のみを幸せにできれば良いと考えていました。しかしながら、そのためには、このまちのために良い事業を展開することと自分自身が成長することが結果として、自分の家族や会社に還ってくると確信しました。
益田青年会議所は、2025年に創立60周年を迎えます。私は第61代理事長として、この永きにわたる歴史や伝統を引き継ぎ、これまで展開されてきた多くの希望あふれる事業に敬意を表するとともに、このまちの人にとってなくてはならない希望の星としての益田青年会議所を創り上げ、子どもたちにより良いまちを残していく所存です。
【基本理念】
1965年6月15日創立以来、益田青年会議所の先輩諸兄姉は、ひとづくり、まちづくりを通じて、このまちを明るい豊かな社会にするため修練・奉仕・友情の三信条のもと連綿と活動運動に取り組んでこられました。
しかしながら、様々な要因によって、このまちの現状は「持続可能なまちになるかどうか」の瀬戸際にあると認識しています。ここで踏ん張って希望を持てるようにする使命が益田青年会議所にはあります。ぜひ、一発花火の事業ではなく、具体的にこのまちをより良くする事業及び仕組みづくりに取り組み、このまちの人が現実に良くなったと実感できる事業展開をしていこう。それが希望となります。
人生は有限であることを前提に、40歳までの限られた青年会議所生活のなかで、仕事・私生活・青年会議所について後悔を残さないために、日々目の前のことを100%で取り組んでほしい。失敗することもあります。しかしながら、失敗をしないで成長、成功はつかみ取れません。良い失敗をたくさん経験した前向きな挑戦をするかっこいい人になりましょう。そして、自分一人ではなく同じ志を持ったこのまちを想う仲間と力を合わせて、このまちを次世代に希望あふれるかたちでつないでいくことに邁進していきましょう。
【基本方針】
このまちに具体的な良い変化をもたらし、仕組づくりをする事業の完遂は容易なことではありません。思考停止にならず、新しいことに挑戦する中で、困難に直面した際は、「できない理由」を探すのではなく、「どうしたらできるか」を見つけることが大切です。起こるすべての事象について前向きな解釈をして、会員一人ひとりが他責にせず、一生懸命楽しんで活動、運動に取り組みましょう。
○組織の土台づくりと仕組みづくり
益田青年会議所は2024年に公益社団法人から一般社団法人へ移行しました。また、事務局員退職に伴い、事務局運営の形が変わりました。組織の土台として組織運営がスムーズにいくよう取り組んでいきましょう。その中で、益田青年会議所にとって最適な仕組みづくりをしていきましょう。
○希望の星となるかっこいい人づくり
益田青年会議所は、明るい豊かな社会の実現を理想としています。それを達成するためには、会員一人ひとりがリーダーとして成長し続ける必要があります。その機会を会員に提供し、社会の課題を解決できる人財育成を行うのが青年会議所です。このまちの人にとって希望の星となる「人がついていきたくなるかっこいい人」になりましょう。
会員拡大とは、このまちをより良くしていく人財を増やすことだと考えます。青年会議所で成長の機会を得た人財を一人でも多く輩出することが社会開発につながります。ぜひ、益田青年会議所の希望あふれる事業や輝く個性を持っているかっこいい会員の魅力を通じて
仲間を増やしていきましょう。
○住み暮らしたい希望あふれるまちづくりと仕組みづくり
「希望にあふれているこのまち」と聞いて、どんなイメージが湧くでしょうか。現在、このまちには様々な課題があると同時に、地域内経済循環を太く強くするようなチャンスや強みがあると考えます。我々の存在価値はこのまちの人にとって、「益田青年会議所がなかったらどうなっていただろう、あって良かった」といわれる社会開発事業を展開することです。このまちの課題を解決するのみならず、このまちが具体的に良くなる仕組みをつくる大きな使命を果たしましょう。
○子どもたちが健やかに成長できる子育て環境の仕組みづくり
子どもは、このまちの宝で希望そのものです。家庭でも学校でも提供していない「一生思い出すことのできる原体験や感動経験」を提供しましょう。それにとどまらず、子育て支援施設の設備充実など具体的に子育て環境を良くすることで、子どもたちが健やかに成長できる仕組みをつくりましょう。
○希望あふれる情報発信と仕組みづくり 交流の機会創出
益田青年会議所の日々の取り組み、対内対外事業、希望の星となるかっこいい会員を広く知ってもらうことで明るい豊かな社会の実現に近づくと考えます。そのためには、「どこのどんな方に何を伝えたいのか」を明確にし、迅速かつ見る人が楽しい気持ちになる広報活動を行っていきましょう。それにとどまらず、益田青年会議所の広報の方向性を示す仕組みづくりにも取り組みましょう。
また、スポーツを通じて青年会議所の縦と横のつながりをより強く太くすることや諸団体との渉外活動を充実させることで希望あふれる益田青年会議所を確立していきましょう。
【おわりに】
60年という月日はとても長く人間であれば還暦です。還暦は、「赤ちゃんに戻る」とも言われています。赤ちゃんや子どもは、目に入るどんなことも真新しくキラキラした目をして未来に希望をもっています。益田青年会議所も生まれてから60年を迎えるにあたり、このまちの人にとって、「希望=益田青年会議所」となりましょう。その結果として、益田青年会議所の創始の想いをつなげることになり70周年、100周年という未来を迎えることができると考えます。
私は、青年会議所を通じて数えきれないほどの成長の機会をいただきました。第61代理事長として、対内外に良い影響力を発揮し職責を全うすることを心の真ん中に置き、皆さまへの恩返し、恩送りに努めてまいります。絶大なるご支援を皆さまから賜りますよう心からお願い申し上げます。