理事長所信
2023年度 理事長所信
所信と抱負
公益社団法人益田青年会議所 2023年度スローガン
Be Better
~志共に~
公益社団法人益田青年会議所
理事長 松 本 健 志
理事長 松 本 健 志
【はじめに】
JCは本当にこのまちを良くすることのできる団体なのか?JCは本当に自分の成長を感じることができる団体なのか?JCは本当の友情を築ける団体なのか?
JCは本当にこのまちを良くすることのできる団体なのか?JCは本当に自分の成長を感じることができる団体なのか?JCは本当の友情を築ける団体なのか?
我々は修練・奉仕・友情の3信条のもと、日々JC活動を行っています。その中で、入会当時の私には少なからずこれらの疑問がありました。
私は2013年に益田青年会議所に入会し、これまで様々な経験を積ませていただきました。中でも大きな転機は2018年に対外事業の委員長を務めさせていただいた時でした。
当時はこのまちの交流人口の拡大を掲げ、ただひたすらがむしゃらに突き進んだ記憶があります。地域課題を考え目的達成のために事業を企画し実行していく中で、本当に地域にとって必要な運動が出来ているのか日々考え、また市外からの参加者の募集についてもなかなかうまくいかず、大変苦悩しながら事業を行いました。結果としては事業に関して多くの反省点がありましたが、事業実施に向けては県内外のJCメンバーや行政、地域団体等、多くの方々にご協力をいただけたことに対して大変感謝を感じ、今では大変素晴らしい経験をさせていただいたと実感しています。
そのような経験を経て、現在では冒頭に述べた疑問に対して、JCなら真に実現可能であるという確信へと次第に私自身の考えが変わっていきました。JCIミッションには「青年が社会により良い変化をもたらすための発展と成長の機会を提供する」とあります。大きな転機であった2018年の当時の私はまさにその時、JCIミッションにある成長の機会をいただいたのだと今では強く感じています。
明るい豊かな社会の実現を目指しこれまで運動を起こしてきたJCには、社会、地域、人をより良くするために過去から培われてきた仕組みがあります。そして何よりも創始の時代から現在に至るまでに多くの先輩諸兄より引き継がれてきた志があります。JCだけの時代からJCもある時代だと耳にしますが、青年の成長を使命とするJCにしか出来ないことや得られないものが必ずあります。そしてJCだからこそより良いまちをつくる運動を起こすことが出来るはずです。私はJC活動を突き進めていけばきっと今よりも良い未来が待っていると信じています。今こそより良い未来を目指し、志共に行動していきましょう。
【基本理念】
【基本理念】
~より良い変化のために恐れず行動しよう!~
私たちは日々の生活の中で様々な選択を求められ、その一つひとつを選びながら行動しています。JC活動においても同様に様々な選択を求められます。その選択を決める中で仕事、家庭、日々の生活、これらとの両立ができるのかと不安を抱くこともあるでしょうが、選んでよかったと思える行動をしていきましょう。私自身もJC活動の中で選択を迫られた際には、不安を感じる場面もありましたが、恐れず行動してきたと実感しています。なぜなら、行動しどのような結果になろうとも、それが経験となり成長へと繋がっていくと信じているからです。そして、JCはこのまちをより良くする運動をおこせると信じているからです。地域に、組織に、そして自らにより良い変化をもたらすために(to create positive change)恐れず果敢に行動していきましょう。
【基本方針】
~同じ目的に突き進む多様性のある会議所へ!~
SDGsでは、2030年に向けて様々な達成目標がありますが、日本での目標達成のために重要視されているキーワードとして多様性(Diversity)があります。私は社会の課題に立ち向かうJCこそ、様々な意見を取り入れ実行することが出来る、多様性を最大限に発揮した会へとならなければならないと考えます。ただし、考えの違いでJC活動が錯綜してしまってはいけません。時代は進み環境や生活が変化していく中、考えや手法は変われども、
同じ目的や理念を持つという大切さを今一度改めて考えていきましょう。会の理念、SDGs、中長期計画、これら目指すべき方向性を共に、多様性のあるJC活動を進めていきましょう。また、JC運動は我々会員だけで実現できるものではありません。JC運動をこのまちへ広めていく為にも行政、他団体等、多くの方を巻き込んで共にこのまちの明るい未来を考えていきましょう。
○持続可能な会議所へ
全国の拡大成功LOMでは、拡大成功のための手法が何年間にも渡って会員に浸透していると言われています。益田青年会議所もこれまで毎年会員拡大の取り組みを行ってきました。今一度これまでの拡大についての手法を見つめ直し、単年度ではなくこれから先も浸透していく会員拡大の形を作り上げていきましょう。会員拡大は最大のJC運動だと言われますが、間違いなく 1 人 1 人の会員拡大運動がこのまちのより良い未来へとつながっていきます。共に結果を追い求めて会員拡大をしていきましょう。また、誰一人取り残さないJC活動こそが、これからの持続可能な会議所へと繋がっていくはずです。メンバー同士の連携をしっかりと取りましょう。
○揺るぎない組織へ
今年度、事務局員の退職に伴い事務局運営の形が変わります。2021年度より会計理事と兼務で事務局長を新設し事務局運営の検討を行ってきましたが、今年度より新たな組織の形で取り組むこととなります。1つ1つの組織運営に対して迅速に滞りなく取り組んでいきましょう。そうすることで揺るぎない組織へとなっていくでしょう。益田青年会議所をより広く知ってもらうにはどうすればいいか?JCブランドをこのまちに浸透させることはできるか?広報についてはただ発信するだけではなく、効果的な発信を行うことでJC運動に対してより良い影響を及ぼすことが出来るでしょう。何が効果的なのか今一度検討し、実践していきましょう。
全国の拡大成功LOMでは、拡大成功のための手法が何年間にも渡って会員に浸透していると言われています。益田青年会議所もこれまで毎年会員拡大の取り組みを行ってきました。今一度これまでの拡大についての手法を見つめ直し、単年度ではなくこれから先も浸透していく会員拡大の形を作り上げていきましょう。会員拡大は最大のJC運動だと言われますが、間違いなく 1 人 1 人の会員拡大運動がこのまちのより良い未来へとつながっていきます。共に結果を追い求めて会員拡大をしていきましょう。また、誰一人取り残さないJC活動こそが、これからの持続可能な会議所へと繋がっていくはずです。メンバー同士の連携をしっかりと取りましょう。
○揺るぎない組織へ
今年度、事務局員の退職に伴い事務局運営の形が変わります。2021年度より会計理事と兼務で事務局長を新設し事務局運営の検討を行ってきましたが、今年度より新たな組織の形で取り組むこととなります。1つ1つの組織運営に対して迅速に滞りなく取り組んでいきましょう。そうすることで揺るぎない組織へとなっていくでしょう。益田青年会議所をより広く知ってもらうにはどうすればいいか?JCブランドをこのまちに浸透させることはできるか?広報についてはただ発信するだけではなく、効果的な発信を行うことでJC運動に対してより良い影響を及ぼすことが出来るでしょう。何が効果的なのか今一度検討し、実践していきましょう。
○理念を意識した事業構築を
手法が目的化してしまってはより良いJC運動には繋がりません。事業構築に迷ったら目的に立ち返るとよく言われますが、計画当初からの想いがぶれてしまっては事業の先行きが不安となります。JCには理念があり、現在掲げている中長期計画やSDGsにも数年後の達成目標があります。今こそ会員研修によって、今一度理念を意識した事業構築の方法について考えていくことが必要だと感じます。それによって物事の本質を考える力が身につき、JCだけでなくそれぞれの企業や日々の生活にも活かすことが出来るでしょう。
手法が目的化してしまってはより良いJC運動には繋がりません。事業構築に迷ったら目的に立ち返るとよく言われますが、計画当初からの想いがぶれてしまっては事業の先行きが不安となります。JCには理念があり、現在掲げている中長期計画やSDGsにも数年後の達成目標があります。今こそ会員研修によって、今一度理念を意識した事業構築の方法について考えていくことが必要だと感じます。それによって物事の本質を考える力が身につき、JCだけでなくそれぞれの企業や日々の生活にも活かすことが出来るでしょう。
○このまちの未来へ
今年度は中長期計画が策定されてから4年目となります。中長期計画の目的達成に向けて現在の課題を的確に捉え事業を進めていきましょう。そして、事業を通じての様々な繋がりが、我々のJC運動を外部へとより広めていくものとなるでしょう。多くの方を巻き込んで理想のまちの姿を描いていきましょう。また、中長期計画のこれまでの結果と今後に向けての検証も必要となってきます。過去から現在、そして未来までを意識し、持続可能なまちづくりのためのJC運動を起こしていきましょう。
今年度は中長期計画が策定されてから4年目となります。中長期計画の目的達成に向けて現在の課題を的確に捉え事業を進めていきましょう。そして、事業を通じての様々な繋がりが、我々のJC運動を外部へとより広めていくものとなるでしょう。多くの方を巻き込んで理想のまちの姿を描いていきましょう。また、中長期計画のこれまでの結果と今後に向けての検証も必要となってきます。過去から現在、そして未来までを意識し、持続可能なまちづくりのためのJC運動を起こしていきましょう。
○一般社団法人格移行へ
これからの益田青年会議所を考え、今年度より一般社団法人格移行への動きを起こします。会の理念は変えず、持続可能な会議所に向けての変化を起こしていきます。
【おわりに】
1965年、全国で303番目に誕生した益田青年会議所は今年59年目を迎えます。明るい豊かな社会の実現に向けて、これまで諸先輩方は当時の時代背景を的確に捉え、時代ごとの様々な諸問題に対して運動を起こしてこられました。そして現代の我々青年により、過去から現在へと受け継がれてきた志共にし、現代の様々な課題に対し勇敢に立ち向かっていきましょう。2023年度、第59代理事長として誠心誠意努めてまいります。皆様のお力添えいただきます様どうぞよろしくお願い致します。
1965年、全国で303番目に誕生した益田青年会議所は今年59年目を迎えます。明るい豊かな社会の実現に向けて、これまで諸先輩方は当時の時代背景を的確に捉え、時代ごとの様々な諸問題に対して運動を起こしてこられました。そして現代の我々青年により、過去から現在へと受け継がれてきた志共にし、現代の様々な課題に対し勇敢に立ち向かっていきましょう。2023年度、第59代理事長として誠心誠意努めてまいります。皆様のお力添えいただきます様どうぞよろしくお願い致します。