公益社団法人 益田青年会議所
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TEL.0856-22-5002
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E-mail.
masudajc@soleil.ocn.ne.jp


 
 
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理事長所信

2018年度 理事長所信

所信と抱負
 

公益社団法人益田青年会議所    2018年度スローガン

 
為せば成る  為さねばならぬ
 

~可能性を追い求め使命を果たせ~

 
公益社団法人益田青年会議所
                                                                                                            理 事 長    山    本         尚
 
【はじめに】
   私が生まれ育ったのは、北海道恵庭市でした。
   私が島根県で生活を営むようになったのは、今から10年ほど前であり、このまちで生活するようになったのは、7年前のことでした。このまちで生活するようになってから、私は先輩のご紹介を受け、益田青年会議所で活動をすることとなりました。もっとも、私自身、このまちに対して、最初から、郷土愛があったわけではなかったと思います。
   しかしながら、このまちで生まれ育った私の妻や私の子どもたちにとって、このまちは生まれ育った郷土であり、彼らを通して、私自身もこのまちが郷土になりました。
   そして、このまちで生まれ育ったわけではない私を受け入れ、共に活動して頂いた先輩諸兄や皆様のおかげで、現在の私が存在しています。
   このまちに生まれ育ったわけではない私から見ると、このまちには「何もない」ということはなく、沢山の魅力が溢れています。
   私は、皆様から頂戴したご恩に対して報いることができるよう、公益社団法人益田青年会議所第54代理事長という職責を一生懸命に精一杯、全うする所存です。皆様と一緒にこのまちをより良くしていきたいと考えております。皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
 
【基本理念】
    1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志により、日本の青年会議所運動は始まりました。その後、共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに全国各地に次々と青年会議所が誕生し、1965年6月、303番目の青年会議所として益田青年会議所は誕生しました。益田青年会議所が設立されて以後、先輩諸兄は、「修練」「奉仕」「友情」の三信条のもと、明るい豊かな社会の実現のため、まちづくりやひとづくりに取り組んでこられました。
    しかしながら、社会環境は内的・外的要因によって日々変化し続けており、それに伴って、我々が取り組むべき課題も変化し続けています。我々は、先輩諸兄が歩んでこられた足跡を振り返るとともに、どのようにしてこのまちが形作られてきたのか、現状はどうなのか、その状況を踏まえて、このまちのために取り組むべきことは何かを調査分析し、実行に移す必要性があります。仮に、このまちが直面している課題が困難な問題であったとしても、我々は、真正面から取り組み、問題を解決することは可能であるし、それを実現することは使命です。この使命を全うするために日々の努力を継続することにより、我々は人としても成長をすることができます。
    「為せば成る」=可能性 「為さねばならぬ」=「使命」の精神で、率先して運動を展開しましょう。
 
【基本方針】
 
1 強固な組織・迅速な広報・適切な組織運営
   公益社団法人益田青年会議所は、青年経済人の集合体ですが、個々人が個々人の考えだけで行動していては、組織とは言えません。組織が必要かつ十分に機能するためには、個々人が組織におけるそれぞれの役割を理解し、その役割を果たしていくことが大切です。そして、個々人をつなぎ合わせ、連帯感をもって日々行動し、運動を展開することができれば、強固な組織を作り上げることができます。
   また、この会の運動を展開するためには、ご支援を頂いている会員のご家族、先輩諸兄、関係諸団体のご理解が必要不可欠です。そのためには、我々の日々の活動や運動を会員のご家族、先輩諸兄、関係諸団体に適時に知っていただくことが大切です。時機を逸した情報は意味がないからです。さらに、我々の運動を広めるためには、適時に、このまちに住むすべての人々に我々の運動を知っていただくことが大切です。そのため、迅速な広報活動が必要となります。
   もっとも、組織運営も広報活動も適正さが必要です。公益法人として遵守すべき法令、会としての定款や運営規則を理解し、それに基づいて運営がなされる必要性があります。そして、この会の運営は、創立当時から承継した歴史・伝統があり、それらに基づく慣習も一つのルールと考えられます。  
   この組織におけるルールを十分に理解し、的確かつ迅速な組織運営を実現しましょう。
 
2 魅力の発信による会員拡大
   会員拡大は、公益社団法人益田青年会議所の日々の活動や運動の展開の第一歩です。我々の運動や志を理解し、この会に入会された方は、オブザーバーでも外部の協力者でもなく、当事者となります。当事者意識をもって活動・運動をする人材を拡大することは、社会開発及び人材育成に直接的に効果を持ちます。また、伝統ある益田青年会議所を未来に引き継ぐためには、未来を担う新たな同志が必要不可欠です。
   会員拡大を実現するためには、会員が、この会の魅力を語れなければなりません。この会には、学びや楽しみ、そして、新たな人々との出会いなど様々な魅力があります。
   会員拡大の重要性を理解し、この会の魅力を発信することによって、会員全員による会員拡大を実現しましょう。 
 
3 会員の地力の向上
   青年会議所は、会員に対し、自分の所属する会社では行わないことや、普段出会うことのできない人との出会いなど、普段経験できないことを経験する機会を与えてくれます。そして、それらを実現する際には、未知のことへの取組であることが多く、精神的に大きなプレッシャーを受けるなど困難を伴います。そのような困難を乗り越えたとき、人は一回りも二回りも大きくなります。それは、単純に手法やスキルを学ぶだけにとどまらず、リーダーとして相応しい胆力や気概をもたらします。
   一方で、この会は、組織体であり、組織において議論を行う場合には、基礎となるスキルが必要とされます。基礎力がなければ、効果的な議論が期待できないためです。
   会員がお互いに、切磋琢磨し、互いに助け合い、困難を突破することによって、強靭な精神     力と冷静な判断力を持った地力あるリーダーを目指しましょう。
     
4 子ども達の可能性は無限大
   子ども達は、この世に生を受けた瞬間から、その先の将来が確定しているわけではなく、その後の日々の生活や経験に基づいて、様々な成長を遂げます。つまり、子ども達の可能性は無限大なのです。そして、その無限の可能性を引き出すことは、私たち大人の使命であると考えます。無限の可能性を持った子ども達の成長は、このまちの明るい豊かな社会の実現に繋がります。このまちで暮らしている子ども達は、学校や家庭において様々な経験や学びを得ていると思われます。一方で、我々は学校や家庭とは異なった切り口で、普段体験できないことを経験する機会を提供することができます。自分自身が持っている可能性を追い求めることができる向上心を持った子ども達の育成を行いましょう。
 
5 地域社会を作り上げるのは我々だ
   我々が住み暮らすまちは、先輩諸兄の弛まぬ努力により形作られてきました。しかしながら、時代は常に変化を続けており、それに伴って、我々が取り組むべき課題は発生しています。どのようなまちであっても、まちが形成された当初から発展しているわけではなく、発展の裏には、人々の地道な努力やまちづくりへの地道な取り組みが存在しています。地域社会を作り上げるのは我々なのです。
   このまちを作り上げられた先輩諸兄は、このまちの発展のために様々な取り組みを行っておられます。そして、このまちには、沢山の素晴らしい公共資産があります。しかしながら、我々はこのまちの資産を十分に活かしているのでしょうか。このまちに既に存在しているそのような資産を有効活用するには、真に公益的な利用とは何であるのかを問い、それを実現していくための運動が必要です。
   過去を学び、現状を調査し、このまちの発展のために、社会開発運動を継続しなければなりません。
 
6 中長期計画を実現するために
   公益社団法人益田青年会議所は、2015年に創立50周年を迎え、郷土愛溢れる市民を育成し、地域独自の地域資源を活用することによる交流人口拡大プロジェクトを中長期計画として作成しました。本年は、中長期計画の4年目となります。中長期計画は、歴史を活かした地域振興、景観を活かした地域振興、そして、高速交通網の整備を3本の柱として、交流人口の拡大を目指すものです。三隅・益田道路が事業化されている現状において、益田青年会議所は、今後、これをどう活用するかという視点から、事業を展開することも重要となります。
   中長期計画の過去の取り組みや、このまちの課題を検討し、中長期計画として我々が取り組むべきことはどのようなことなのかを見つめ直し、地域独自の地域資源を活用することによる交流人口拡大に努めて頂きたいと思います。
     
【おわりに】
    江戸時代の後期から末期にかけて、衰退した農村や破綻寸前となった藩財政を立て直すことに大きな成果を残した二宮尊徳(金次郎)は、「積小為大」という言葉を残しておられます。これは、小さなものが積もり積もって大きくなる。大きなものが小なるものを生むのではない。物事の順序を取り違えてはいけないということを意味します。
    まちづくりも、ひとづくりも小さな積み重ねがあって、成果を発揮するものです。会員一同、日々努力を重ね、その成果が大きなものとなるよう、日々の活動、運動に取り組みましょう。
 
 
 

2018年度 理事長所信

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